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生活記録

2022年冬休み四国旅行 2日目51-55遍路周り、今治経由で高松へ。

四国旅行二日目は松山道後温泉から始まります。 今日は四国の目的である自分を見つめなおすためにお遍路を回ります。

といいつつもいろいろ観光もしていきます。

一日目: 2022年冬休み四国旅行 一日目道後温泉へ - moao blog

道後温泉から石山寺へ。伊佐爾波神社

道後温泉から石山寺に向かったところ途中に神社がありました。 伊佐爾波(いさにわ)神社です。 階段を上りお参りしました。

伊佐爾波神社の駐車場のほうから進んでいくと遍路道を示す標識がありました。 過去の歴史を感じながら進んでいきます。

51番石手寺

歩いていると金色の丸い建物と暗く怪しい雰囲気出る場所がありました。 石手寺奥の院でした。 そしてその向かいには謎の洞穴がありました。 まるで招いているようでした。 私は勇気を出して飛び込みました。

中は薄暗く電球が道を照らしていました。 お地蔵様が対で配置されていて、それが何体、何十体と道中に並んでいました。

洞窟を抜けると入り口にはマントラ洞窟と書かれていました。 不思議な雰囲気のする洞窟でした。

その後はお寺にお参りし念仏を唱えて、納経してもらいました。 何らかの遍路の節目の年なのか仏様の姿紙以外にも小さなカードをもらいました。 久しぶりの遍路でしたが、お経を唱えていると不思議と心が落ち着き、無になれました。

寄り道

石手寺を出たら自動車を取りに道後温泉に戻りました。 道中に朝からやっているラーメン屋がありましたが、怪しい店なのでここはないなと横切りました。 進んでいくと長い階段がありました。気になり階段を上ると神社がありました。 湯神社です。お参りしました。そばには足湯もありいい気分です。道後温泉を見ることも可能です。

しばらくゆっくりし今日のこの後の予定を考えました。 するとお腹が空いてくるではないですか。朝食べていないのにたくさん動いたからですね。

ラーメン食べたいな。

というわけで道を戻りラーメン屋に行きました。 道後温泉付近に朝からやっているお店ないんですよね。

【移転】ラーメンNORI (ノリ) - 道後温泉/ラーメン | 食べログ

コロナ対策がやけに厳しく頑固おやじのようにも見える店主のいるお店でした。 とりあえず一番人気そうなガーリックラーメンを注文します。 出てきました。うん?見るからに美味しそうだ。

スープを一口。 旨味。塩味が口をよぎります。間髪いれづにもう一口。 こがしガーリックの風味も感じる塩み。これは出来合いのものはできず、直前に焦がした風味です。 えっと思いながらスープを飲み続けます。

うまい。

朝からやっているのに謎のルールのある店なのに非常にレベルの高いラーメンでした。 チャーシューも当然のように美味しくチャーシュー麵にしないことを後悔しました。 その後も麵をすすりながらスープを飲み完飲です。

素晴らしい。そのあと店長が味はどうでしたか?と聞いてきたので正直に上に記載したようにうまいといいました。そうしたら色色話を聞けました。 松山には朝からやっているお店はチェーン店くらいであること。 松山駅で以前やっていたところが他県から人の来る人気点だったが立ち退きで今の場所に入ったこと。 その時から値段を変えていないこと。 チャーシューにすると2枚から10枚に肉が増えること。 来た客がコロナになってほしくないから厳しいルールにしいること。

人情味ある素晴らしい店主でした。 第一印象だけではわからない、本当にそう思いしました。

松山城

美味しいラーメンを食べて気分爽快で次の目的地松山城に向かいました。 近づいててくいとなんだか山のようにとても高いような場所にあります。

名古屋城大阪城小田原城など歩いてすぐたどり着けるような場所をイメージしていたので驚きます。 駐車場も付近に見つけられなかったので少し離れた場所に駐車しました。 途中異常に混んでいる餅屋があり気になりました。

駐車してロープウェイに乗っていきます。 リフトもあったので結局リフトに乗っていきました。 上った際には松山城を広く見回せる素晴らしい広場がありました。

松山。さすが四国一番の50万都市。発展具合がすごいです。交通の便が悪いはずなのに どうしてここまで発展できたのか。いろいろ考えてしまいました。

松山城はこの高い山に立っていました。 こんな高いところに物資を運ぶのは一苦労だったと思います。 ですがこの城下町です。たくさんの人員がいて維持が可能だったのでしょう。 岐阜で見た山城は今は跡地しか残っていませんかこの城下町のすごさが城を残した、そう思いました。

帰りに広場の購買でぼっちゃん団子を買って食べました。 餅ではなく餡状の団子で美味しかったです。

松山城を出てリフトで降りるとそこには坊ちゃんの銅像がありました。 坊ちゃんはさわやか系に見えたのでイメージ像と違いました。(坊ちゃん団子のイラストとも異なる) マドンナはマドンナでした。ハイカラです。 ロープウェイ受付の店員さんもハイカラな衣装を着ていました。 ハイアンドマイティカラー

52番太山寺

松山の駐車場から次のお寺に向かいます。 車で十数分くらい走らせたでしょうか。 途中原付おばさんに伊予の早曲がりを見せてもらい急ブレーキをかけましたが、 なんとかたどり着きました。 山の麓にあるお寺でした。ほかのお遍路さんもしばしいらっしゃり、先達のような雰囲気の人もいらっしゃいました。 お経を唱えてお参りした後に納経をしてもらいました。

53番圓明寺

52番を出た後は53番です。車だと数分くらい走らしたらつきました。 これくらい短い距離だと歩き遍路ただとボーナスステージという感じな気がします。 少々駐車しずらい狭さでしたがなんとか駐車してお参りしました。

お寺を出ると次の54番延命寺に向かいます。 今治市にあり車で一時間くらいかけて向かいます。 途中にみちの駅があったので見ていきます。 食堂は売り切れてしまっていたので入れず、松山ミカンを購入していきます。 ひとつみかんたべましたが甘くジューシーでとても美味しいです。 やはり本場という味でした。

54番延命寺

対向車が来なくて本当に良かったと思うほどの細い道を進むと延命寺に到着です。 本堂にお参りしお経を唱えて、納経してもらいました。 駐車場料金100円は納経場で払えばよかったです。

昼飯ありつけずしまなみ海道を眺める

連続してお寺を回りましたが昼飯は食べられていません。 なので今治の海鮮を頂こうと海側のほうに向かいました。 が、すでに受付終了だったり、予約一杯だったりで。。入れませんでした。。

悲しいでしたが、しまなみ海道をいい感じで見られて満足しました。

55番南光坊

本日最後のお寺に向かいます。 今治市の中心にあるお寺で駐車場の場所が少しわかりにくかったです。 お寺にお参りし、納経してもらいました。

寺の近くに別宮大山祇神社(おおやまづみ)があったのでこちらにもお参りです。 今回の旅行ではしまなみ海道は通らなかったのでいけませんでしたが、いつか本場の伊予一宮 の大山祇神社に行きたいと思います。

今治散策

今治に来たら何かご飯が食べたいものですが、今治城についてしまったので 付近を散策です。 駐車場の傍に大昔からあったであろう古びたお店たが見えました。 怪しいですがグーグルでも高評価です。ならば。入るしかない。

公園堂食堂 - 今治/定食・食堂 | 食べログ

550円の日替わり定食を注文します。 全般的に四国は料理屋さんの値段が安いですがこの店はさらに安いです。 でてきました。もやしもつ炒めといった風です。 味付けがよくパクパク食べていきます。 コスパの高いお店です。昭和の香りが残る店としてテレビでも取り上げられていたという紙が壁に五つくらい貼ってありました。

お店を出ます。特別においしいわけではありません。でもこの近くの住民は老人も大人も子供も恐らく一回は食べたであろう味でしょう。 次にこの付近に来た時には恐らくもう。。と思いましたが昭和を感じる良い定食やでした。

腹ごなしを済ませた後は今治城です。 特段特筆すべき点はなさそうな堀に見えましたが、 後で調べたら今治城の堀は海につながっていて、サメがいたりするのだとか。。 しっかり眺めていればよかったです。 塀の中は広場になっていて公園のようですが、傍には普通に家も建っていて誰が管理している土地なのだろうかと思いました。

中にある神社にもお参りし城をさらりと見て出ていきました。

アウトドアオアシス石鎚

今治を出ると高松に向かいます。 高速道路途中にアウトドアオアシスというモンベルがお店を出しているSAがあったので よっていきます。 モンベルの大きな店舗でカヌーなどもおいていました。

同SA内によさげな料理屋が入っていてザンギだとか石鎚ラーメンなどありましたが 今治の定食である程度お腹が張っていたので食べませんでした。

お茶を飲みながら今日の宿として丸亀のホテルを選びました。 当日予約でしたが一泊一人6000円くらいで泊まれ朝食のつくきれいそうなホテルでした。 前回の四国旅行もですが当日でもある程度のホテルはとれる気がしますが、 4000円以下の格安ホテルはないため、次回は前もって予約してもいいかもと思いました。

丸亀市散策

夜間の高速を飛ばして丸亀到着です。 ホテルが繁華街付近にありどこに駐車すればよいか迷いましたが、なんとか駐車します。 ホテルに荷物を置いたあとは丸亀グルメを堪能していきます。

まずは骨付きどり。スマホで丸亀名物を調べると骨付きどりという見るからにただのチキンが名物のようでした。 正直ケンタッキーとかクリスマスのチキンみたいなもので期待はしていませんでしたが、 お店を見て回ります。一番有名な骨付鳥 一鶴に行こうとしましたが並んでいてはいれません。 他の居酒屋も骨付きどりありましたが、名物なのかおまけ程度なのかわからないため、どうしたものかと歩いていたら、骨付きどりと名の付くお店を見つけてしまいました。 入りづらい感じでしたが勇気を出して入店。

骨付丸亀鳥 - 丸亀/焼鳥 | 食べログ

生中と骨付きどりを注文。親、若の両方頼みましたが、親は売り切れということで若のみ注文。 後で調べると親は噛み応えのある風味で、若は柔らかいみたいです。 さらにアラカルトがあったのでタコの酢漬け、キムチを注文。 鳥の卵らしいものも注文したのですが、うまく伝わらずなぜかメニューにない卵焼きが登場。 卵焼きは大きくとても美味しいです。 裏メニューらしく偶然にしてもラッキーでした。(が店員さんと少しいざこざがありました汗)

そしてメインの骨付きどりが出てきました。 美味しそうですが見た目からはクリスマスチキンの延長線上にも見えます。 一口。うまい。肉汁がたっぷり。スパイスのきいた美味しい味付け。鶏肉の旨さ。 うまいうまいと手を油まみれにしながら食べ進めていきます。 こ、これが骨付きどり。 ビールに最高に合って骨以外のこさず綺麗に食べてしまいました。

骨付きどりはクリスマスチキンやケンタとは違う。 でも店主がこのあたりの人はクリスマスチキンに骨付きどりを食べると言っていたので このあたりの人からするとクリスマスチキンなのでしょう。

骨付きどりの歴史は70年前くらいにさかのぼるみたいなので、日本でクリスマスでチキンを食べるようになったのと歴史的にはどちらが古いのだろうかと考えたりしました。

肉を満足げに食べた後はうどんをすすりに行きたかったですが、 少し歩くことにしました。 せっかくなので丸亀城に向かっていきます。 丸亀城もすごく高いところにあります。松山城といい四国の人は山の上に城を立てるのが好きなのではないかと思いました。

夜なので入り口の門はさすがに閉まっていると思いましたが、門も空いているし階段も閉鎖されていません。 まさかと思いながら進んでいくと上まで登れるみたいで、展望台も各所にありました。

何枚もとりましたが、うまく取れた一枚を貼り付けます。 丸亀の街は松山に比べると光はすくないですが、心温まる良い景観でした。 ここまで来たんだ。 城のある最上段まで登り気分はまるで殿様気分ですごく良い気分でした。 人気はなく落ち着ける自身と向き合うのにぴったりな雰囲気でした。

うどん屋さんを探しているとホテル近くに空いているお店がありました。 入っててみると気さくでおしゃべりそうな店主のお店でした。 どうも週に二回しかやっていない幻のお店みたいでした。 高松には夜にやっていて美味しいうどん屋さんはないと教えてもらいました。 これは高松住民が朝か昼にうどんを食べ、夜にうどんを食べないのでやっているお店は観光客向けの冷凍うどん屋さんだ、というような話でした。 そんな中このお店は本物のさぬきを出すんだということでした。

最高のうどんを味わってほしいから今からゆでるうどんを出してもらえました。 コシのある美味しいうどんでした。つるつるでのど越しもあるうどん。 量が少ないのが難点でしたが、美味しくいただけました。550円

うどん・おにぎり専門店 イチロ (うどん・おにぎり専門店 ICHIRO) - 丸亀/うどん | 食べログ

そして次のお店はその近くにあるお店でした。 ここも550円くらいでした。今からゆでるということでしばらく待つと出てきました。 コシは。。ない。。ゆでたての味がしない。。まずい。。 しかも時々コシのある麵がある。。。悲しい気持ちでお店を出ました。 丸亀の夜のうどん屋。確かに外れ点が多いのかもと思いました。

うどんを食べた後に部屋に戻ります。 私の人生とは。この旅とは。 色々なことを考えなければならないのですが、疲れとお腹も良い感じになり眠りました。 ぐっすり睡眠。

二日目を終えて

遍路は自分を見つけなおす旅です。 お寺を回っている間に、お経を唱えている間に、ご飯を食べている間すらいろいろ考えれます。 残念ながら答えは出ませんでしたが、歩きながらいつも見つめていよう、前には進んで色々なものを見るようにしよう、そう思えました。

写真記録テクニックメモ

  1. 遍路周りのときは何番目かを示す石碑を映すこと。 そうすると写真を流してみたときに何番遍路の話かわかる
  2. 星や夜景の撮影は手振れしないようにうまく撮影しないといけない