前回までColabでAI画像生成を楽しんでいたんですが、急に生成したくなったときに逐一最初からやり直さないといけなかったりで自由度が低い面がありました。他にもエッチなものを生成することもNG行為なようです。
そう考えるとローカルで環境構築することも悪くないなと感じたので、今回ローカルPCに導入進めたのでその話を記録します。
結果としては400x400くらいのいろいろ使える画像を生成できたので満足できました。
PC環境
- 2014,2015年くらいだと良スペック環境
- Windows10
- Core7?のCPU
- 32GBメモリ
- GTX970
環境構築
某スレッド発のインストーラを使用してみました。 あかちゃんインストーラと呼ばれるものでC直下にSBというディレクトリ内にダウンロードして実行します。
30分くらい待つと完了してブラウザが立ち上がり画像生成できる環境構築ができていました。 エラー落ちなのど次から立ち上げる時はstart.batを実行すれば実行できます。
今回運よくあっさり入れれましたが、失敗することもあるみたいなので運が良かったです。
モデル設定
モデルをダウンロードします。 ブラウザで立ち上げる際にモデルの場所が書いてあるので、そこに入れていきます。safetensorなる拡張子のファイルがモデルで5.9GBなど大きいです。
某スレッド的には以下探すのがよさそうですが、登録しないといけないなど面倒だったので、 ↑のサイト内のモデル参照から探していきました。
実行とメモリ不足
次に画像生成を試していきました。一枚生成してうまく作れ満足しました。三分程度かかったと思うので、colabより大分遅い感じです。
次に二枚目を進めると。。 生成されず停止しています。。 300x300とか小さい画像なら生成できますが、400x400でも時々停止します。
コマンドプロンプト見ると、メモリ不足であることがわかりました。 調べていくと以下参考サイトなどに記載ありますが、GPUのVRAM不足が原因でした。
持っているGPUはかつては高速でしたが、今はスペック不足というわけです。CPUの性能はそこまで上っていなくてもGPUは劇的に変わってきているわけです。
GPU購入はすぐにはできないため、オプションで回避します。 いくつかやり方ありますが、結局私は最後の手段の以下で解決できました。
set COMMANDLINE_ARGS=--lowvram --always-batch-cond-uncond --opt-split-attention
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/wiki/Troubleshooting#green-or-black-screen Low VRAM Video-cards
「webui-user.bat」を編集する - としあきdiffusion Wiki*
呪文例について
以下参考に呪文を作っていきました。 例を以下に記載していきます。
Stable DiffusionやNovelAIなどで使う呪文を集めたスプレッドシート(またはテキスト)|火月@ryon3kag|note
検閲しました
よく考えると性癖などガンガン記載が必要なので不適に思えたので記載はしないことにします。 一言言えるのはガンガン行けば、ガンガン表現してくれる素晴らしいツールでした。
あとがき
というわけでローカル環境に構築できました。 ColabのGPUに比べると大分非力なので、生成に時間がかかりますが、それでも満足のいく生成速度と成果物でした。
また何よりcolabでは見えづらかった部分も突っ込んでみやすいので、学習速度があげられると思います。 今後は自身で学習させたり、色々生成さしてアウトプットを出していこうと思います。